日本アセアンセンターでは2021年3月16日に「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日 ASEAN 協力宣言」プロジェクトにて、日本とASEAN加盟国の国際海洋プラスチックごみ問題について、学生イニシアティブの宣言の採択・発表を行う初の試みを実施しました。同宣言の第18条(教育・啓発)および第24条(若年層による取り組み)に基づき、2021年度より海プラごみ教育を提供するエコスクール・プロジェクトを実施しています。
エコスクール・プロジェクトは、ASEANによる海洋ごみに対するアクションプラン(ASEAN Regional Action Plan for Combating Marine Debris in the ASEAN Member States (2021-2025))にある4分野のうちの一つである「国民の意識向上、教育、アウトリーチ」に沿ったプロジェクトです。若年層、教育機関および政府機関のコラボレーションにより、世代や分野を超えた横断的な協力を通じて、日本とASEAN間のパートナーシップをさらに強化することを目指しています。
2 年目となったASEAN日本エコスクールの集大成として、第2回海洋プラスチック教育シンポジウムを3月1日に開催いたします。シンポジウムでは、エコスクールの講義を受けた学校による、海洋プラスチックごみの削減と海洋保全に関する学生主導の取り組みを発表します。
今年のシンポジウムでは、東京湾で採取した海洋プラスチックごみを使用して作ったキャンドルホルダーが照らす灯を取り入れ、光の普及と「よりきれいな海のために、良いエコ・ライフ習慣を育もう」という誓いの象徴として、日本アセアンセンターの若いリーダー達が参加するキャンドルセレモニーを行います。これは、我々の行動を変え、地域のプラスチック廃棄物を削減するための意識的な努力を推し進めるという共通認識になります。シンポジウムでは、志を同じくする国内外の仲間からの支援メッセージも取り上げます。
主催者:ASEAN-Japan Centre
開催方法:オンライン
参加方法:事前申し込み有り(抽選 無)、当日参加不可
参加費:無料